2020年6月22日 和田憲一郎のビリビリ!とくる話

2020年6月22日 和田憲一郎のビリビリ!とくる話

ChaoJi(チャオジ)に中国は本気だ!

先週金曜日の6月19日、「日中合同による次世代超高出力充電規格に関するイベント」に出席した。これは中国電力事業者連合会とチャデモ協議会が、日中共同にて開発中の次世代超高出力充電規格(プロジェクトコード:ChaoJi/チャオジ:中国語で超級)に関して、ChaoJi白書およびCHAdeMO3.0の発行を記念して行ったものである。

当日は、新型コロナの影響も反映して、日中間によるオンライン発表であった。それにしても驚かされたのが、中国側は主催者である中国電力事業者連合会だけでなく、中国最大の電力会社である国家電網の幹部も多数参加して、意見を発表されており、このChaoJiに対する並々ならぬ意気込みが感じられた。

なぜここまで気合が入っているのかと考えた時、背景としては以下であろう。現在、世界の急速充電規格は主に5つに分類される。日本発で国際規格となった「CHAdeMO」規格、このCHAdeMOと類似した中国の「GB/T 20234.3」規格、欧米にて採用が進む「CCS(Combined Charging System)」規格、ルノーなどが推奨しているAC急速充電規格、最後に米Tesla社が設定した「Supercharger」規格である。

そして、今回のChaoJiは、日中だけでなく、他の規格もChaoJiにハーモナイズする可能性があるからではないだろうか。中国にとっては、名前を中国語で超級とつけた経緯もあり、将来の世界統一規格を意識して、関係者の熱い思いとなったのではないかと思われる。

日本にとっても、ChaoJiが拡大する市場は、おそらく中国が多いであろし、ビジネスチャンスとして日中共同開発にて進める価値は高いように感じた。

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